1951-03-27 第10回国会 参議院 予算委員会 第33号 政府が出すときには物価騰貴に眼をつむつて出し澁ります。取るときには物価騰貴を相当に見積つてたんまり取る、これが政府の予算編成の態度というべきでありましよう。更に又総合予算の均衡、通貨の不増発の態度をとつている限りにおきましては、後に述べますように物価引下政策と言わざるを得ません。これらの点について政府の政策の混乱がはつきりと看取されます。 佐多忠隆